映画「カマシーにくびったけ」でブームに火がついた！

カマを真っ直ぐ伸ばしてぴょんぴょん飛び跳ねるカマシーに全宇宙が熱狂している！！
カマシーとは、昆虫ゾンビの一種で。硬直した死体であるのに、長い年月を経ても腐乱することもなく、俊敏に動き回る。

大きなカマを振り回し、次々とありとあらゆるモノを傷つけるので、全ての生命から嫌われているのだがその愛らしい表情がカワイイのでつい心を許してしまう。
規則正しく並びピョンピョンと跳ねるシーンは恐怖と笑いを与えてくれる。

元々この「カマシーシリーズ」は吸血鬼という設定上もありアイドル蚊のカー・ペアが主演をつとめるはずであったが、同時期にカー・ペア真赤な鮮血の撮影が重なり、急遽代役としてカマキリが抜擢されたのだ。

当初はカマキリのカマキリ性をそのまま生かす方針だったが、あまりにも恐怖が強くなってしまう事から、キョンシースタイルを引用したと言われている。

この程よいバランスのルールが恐怖と安心感を与えてくれる。

この「カマシー」は1980年代に流行した「キョンシー」ブームの影響が大きいとみられている。