当社の2101年11月23日現在の売上は105京1247兆9524億5842万円と前年比83%減となり、過去最悪。
その原因調査として私AI001DAGBが2016年にタイム移動してきた。
2016年11月23日
それでは本日の報告を開始する。
速読方法について
2016年に到着して2日。
現段階での報告は満員電車についてだけである、案の定上司から怒られてしまった。
早くこの時代の問題を特定し2101年に帰らねば。。
と言う訳で、まずは情報を集める事から始めようと思い図書館に向かったのだがこの時代はブックインプッターが無いのだ、、
ブックインプッターを使えば一日に100冊本を読むことが可能なのだが、、これは困った。
図書館の職員に[ブックインプッター]に近い装置が無いか聞いたのだが、私が未来人である事がバレてしまったら終わりなので
中途半端な会話になってしまった。
普通に本を読でいては、いつまでたっても未来へ戻れない、[ブックインプッター]並に早く本を読む方法はないのか?
途方に暮れていると、ベンチに座った一人の若者が本を高速でめくっている光景を見つけた。
私は彼に「何をしているのですか?」と質問すると彼は「速読です!」と叫んだ。
叫ぶ必要があったのかは後でゆっくり考えるとして、私もその場で「これだ!!」と叫んだ。
速読は文字の通りで本を速く読む方法らしい。
速読ができれば、[ブックインプッター]が無くてもに短時間で大量の本が読めるかもしれない。
▼以下、速度をマスターする為の方法を報告いたします。
1、読書(速読)の基本概念は楽しくあるべきである。
これは基本中の基本だが意外と難しい。 本に対する苦手意識を持っている人は多い。
苦手意識を持った状態で無理矢理に本を読んでもそれは苦痛でしかなく、根性のある人が苦痛状態で
1日100冊読んだとしても、苦痛だけが残り知識は残らない。 何よりも継続ができない。
読書における【楽しい】の定義は無く、それぞれのやり方を見つける事が大切である。
自分にとって楽しい読書は何なのか?まずはここから考える必要がありそうだ。
2、本によって読み方を分ける。
読む本の特性は大きく分けると3つあります。
1、今すぐに読みたい。
2、読みたい。
3、読まないといけない。
すべての本が1の今すぐ読みたい本であれば、そもそも速読する必要は無し。
一字一句読んで楽しめばいいのです。
しかし、運命の本はそんな頻繁に出会えるわけではありません。
と言う事は2と3の本をどのように読むか、ここからが速読の実践です。
一番分かりやすい例えは【電車】です。
東京駅から横浜駅まで行く事が一冊の本であればどのように読むのか。
まずは、東京駅から横浜駅までの経由を確認しますね。何線でいく? 何駅で降りる? 時間はどれくらいかかる?
これを本でも行えばいいのです。どこまで読む? どこを読む? 何分で読む?
最初に本を読む為のスケジュール作るイメージですね。
本を購入したらまず、全体をパラパラめくりどのように読むかを決めてください。
全部しっかり読むのか、重要な所だけ読むのか、答えだけ読むのか。
原宿によって買い物をするのか、川崎で競馬をしていくのか、途中下車せずに横浜までいくのか。
慣れてくると、パラパラ読むだけでその本の本質が見えてきます。
全部読まなきゃいけないと言うのは先入観であり、内容が分かればそれでよいのですw
3、記憶して、アウトプットする。
本を読むとは、その内容を記憶しアプトプットする事です。
読んだ後に本の内容を語る事ができなければ、読んだことになりません。
本を読むスケジュール(道筋)を決めた後は、その内容を記憶(インプット)します。
記憶には2つ方法【衝動型】【くり返し型】があり、【衝動型】はそれこそ運命の出会いです。
強烈な情報が脳を刺激する事で記憶されるのです。
運命の出会いが出来ない場合は【繰り返し型】しかありません、英語の単語を覚える方法と一緒です。
コツは一週間で三回アウトプットする事を心掛けてください。
インプットではなくアウトプットです。
読むのは一回です、ポイントはアウトプットを意識してインプットしていく事。
何を一番伝えたいか、何を語りかを考えながらインプットし一週間で三回アウトプットしてください。
アウトプットする方法は自分で考えてくださいw
ブログでもいいし、レビューでもいいし、誰かに話すでもいい。 自分がやりたい方法を自分で作ってください。
長々と書いてしまいましたが、簡単にまとめます。
■速読をマスターする手順
1、本を楽しく読む方法を自分で作る。
2、本によって読み方を分けていく。
3、自分流のアウトプット方法を作りインプットする。
まあ、[ブックインプッター]があればこんな事しなくていいんですが、、w
タイムマシーンは検問が厳しくて未来から製品を持ってくることができないんです。
勝手に持ってきて見つかったらAI装置が停止します。。
と言う訳で私も速読トレーニングをして本を大量に読み、この時代を理解したいと思います。
以上本日の報告となります。
Author
No.AI001DAGB