1968年6月29日、弓削太郎監督、浪越徳治郎主演の「愛の三分間指圧」が劇場公開されます。
愛の3分間指圧、はじめてこのタイトルを聞いた人は訳が分からないだろう。
なぜ「愛」なのか?
なぜ「3分間」なのか?
そして、なぜ「指圧」なのか?
指圧が映画になる事自体が不思議であり、逆にそこがいいのかもしれない。
愛の三分間指圧で今まで見たこのない映画をを体験する事になるだろう、浪越徳治郎の指圧を存分に楽しんでほしい!!
指圧の心、母心、押せば生命の泉わく。今話題の「ジェット・ナミコシ」こと浪越徳治郎が指圧の究極秘儀・奥義を披露する大必見の異色作!!
「指圧の心、母心、おせば命の泉わく」名文句で一世を風靡した日本指圧協会会長、浪越徳治郎のテレビ指圧教室を大胆にも映画にしてしまったのがこの作品。
なかでも特に"愛の指圧"が見どころでセミヌードで横たわる美人モデルの豊満な肉体が、お色気ムードをいやがおうでも盛り立てる。
ストーリー 参照 : 映画ドットコム
浪越徳治郎氏の指圧は誰にでも出来、しかも、複雑な現代人の生活から生まれる様々なストレスをも解消する効能がある。指圧個所は頭から足の先まで全身にわたる。頭部は頭痛、頸部はむちうち症、不眠症、自律神経失調症、胸・腹部は便秘、胃けいれん、腰部は椎間ヘルニア、冷え症、過労、腰痛、足部は疲労回復と、その効能は全身にわたるわけである。そのほか、夫婦和合のための精力促進にも効く。浪越氏が指圧療法によって目標とするのは、快食、快眠、快笑、快働、快便の五原則をもって人々が健康に暮すことである。この指圧が評判になり浪越氏はテレビで実演を行なった。その直後、北海道の温泉町から、新婚旅行の新妻が胃けいれんで苦しんでいるから助けてくれと男から電話があった。浪越氏は早速、電話でその男に指示を与え、リモートコントロールの指圧で胃けいれんを治した。つまり、この指圧は専門家だけでなく、素人も十分行なうことが出来るのである。そして浪越氏は、人間の体内に自ら備わっている製薬機能を促進させるため、全身に五百五十のツボを発見し、これを体系づけた療法を完成したのである。難病である糖尿病や、交通事故によるむちうち症まで治すという指圧は、現代医学の盲点をついた療法といえるかもしれない
愛の三分間指圧の主役、浪越徳治郎が出演しているCM動画はこちら!!
監督は「いそぎんちゃく」などの弓削太郎監督。
ムチ打ち症もリューマチもたちどころに治す指圧のツボを、明るく健康的なこのビデオで勉強しよう!
愛の三分間指圧がここまで話題になった要因は、浪越徳治郎と言う未知なる生物が懸け橋なり「指圧」のような一見地味な要素と真逆な「お色気」を掛け合わせた新しい世界観作った事だ。
未来でも「愛の三分間指圧」からヒントを得た映画は数知れず。
例えば2024年に公開された「愛のノーブラボクシング」は、大ヒットした。