2015年以降、高齢化が進み、退職者数が増え続け、
2025年には日本人のほぼ半数が退職経験者となりました。
また、転職やワークシェアリングが当たり前の世の中になった昨今、
【退職】ではなく【引退】が正しいのではないか?と言う声が高まっています。
確かに引退ですよね。
引退式と言ったら長嶋茂雄をはじめとするスポーツのスターにしか与えられない名誉の式。
感謝の式でもありますね。
それサラリーマンでも一緒じゃないかということで、
サラリーマンとして何十年の頑張ってきた人にも引退式を与えたい。
という思いから引退式が今密かに注目を集めています。
引退式の流れはこんな感じです。↓
引退式の当日はもちろん引退試合ならぬ「引退ワーク」からスタートします。
1、引退出勤・・・通常通りの出勤ですが周りの人は注目しています。
2、引退ラジオ体操・・・会社でやるラジオ体操は最後、もう涙が止まりません。
3、引退訪問営業・・・引退という2文字を出すだけでバンバン受注が取れます。
4、引退ランチ・・・ワンコインランチが高級フレンチに勝る瞬間です。
5、引退サボり・・・サボれるのもこれで最後。しっかり噛み締めます。
6、引退夕方の事務処理・・・涙で書類が濡れてしまいます。
7、引退残業・・・引退日の残業代は2倍なのでギリギリまで粘ります。
8、引退式・・・家族を交えての挨拶で名言が数多く生まれました。最後はネクタイをステージ上に置いて静かに立ち去ります。
最後に
打ち上げ・・・戦友たちと集まって打ち上げです。だいたいサプライズでライバルの取引先が出席します。
以上が一般的な引退式です。
某企業で引退式を行った黒田さん(営業職)に感想をお聞きしました。
黒田さんは、海外勤務経験も豊富で安定した成績を常に残したベテラン。
海外勤務時代、破格の引き抜きを断って勤務し続けたツワモノです。
最後に、カリスマ会社員 「島流し」さんの引退式での名言で終わりたいと思います。
いやー最高の引退式を私もあげたいですね。
「未来の退職 2025年」