2100年月11日にイギリスのローマで開催を予定されている世界遺産委員会で日本の「灰皿タワー」が世界遺産に登録される見込みだ!
灰皿とは元々タバコの灰を捨てる用の容器として使われていた。
火のついたタバコの灰を捨てるゴミ箱だ。
タバコの規制とともに、灰皿の居場所もなくなっていった。
2000年ごろから、タバコに副流煙の被害など様々な問題が発生し、徐々に規制が厳しくなり、
2018年には全世界公共の場でのタバコの禁止。
2020年には電子タバコが一般化し、火をつけるタバコがほぼ消滅。
2023年にはタバコ禁止法が施行されほぼ全ての国でタバコが禁止された。
しかし、オブジェとして各家庭に灰皿が残されたままだったため、一時期ブレイクする。
2025年取り残された灰皿が刑事ドラマの凶器役として再ブレイクし、「今、凶器にしたい物ランキング」で見事1位をとり、護身用としても重宝されるが「重い」事から徐々に人気がなくなる。
その後、タバコとともに
空白の20年 灰皿はこの世から完全に忘れ去られた。
2045年 日本で「タバコ革命」が起き、タバコ革命党が政権を握ると
全世界で「タバコの春」言われる政権交代が起こり、
一部地域のみで喫煙が可能に。
それに合わせ、GBTTFタバコ産業株式会社(通称:GT)一部タバコの販売を22年ぶりに再開。
2050年には、「タバコ都構想」が持ち上がり
タバコ都という、灰皿にタバコを吸いに集まった人たちのための街ができる。
たばこ税は無料。象徴として灰皿タワーが作られる。
巨大なモニュメントの梯子を上って灰を捨てる事がナウいとされる。
しかし、体に悪いという根本的な問題の解決ができず、空白の20年もあり
若者のタバコ離れば深刻で過疎化が進んだ結果、
世界各地のタバコ都市は、ゴーストタウンと化してしまう。
その後30年近く放置されてきたが、
タバコ革命を先導した、タバ・タバッコ氏がノーベル平和賞を受賞したことにより、関心が高まり、
タバコ文化の貴重な遺産として、灰皿を中心として日本などにあった、タバコ都市の灰皿タワーが
2099年世界遺産に認定される。
今回の登録は日本にとって初めての異国との共同登録であり、また日本初の21世紀以降の建築物の登録、さらには東京23区初の世界遺産、と意外なことに初物づくしである。5月の諮問機関からの登録勧告以降、にわかに脚光を浴びた「灰皿タワー」だが、まだ十分に知られているとは言えない世界遺産としての価値などを、世界遺産に詳しい世界遺産アカデミー/GB世界遺産検定事務局研究員の煙好子(けむりよしこ)さんに話をうかがった。
実際に足を運んでみると、未だに灰皿から煙が出ている風景や、モニュメントの美しさの幻想的な雰囲気に心を奪われます。言葉では表現しつくせない感動なので言葉ではうまく言えませんが、灰皿ってなんて美しいんだろうって思いました。私もタバコは吸わないけど灰皿は買おうと思います。」
今回の世界遺産登録に尽力した、世界で3人しかいない喫煙者、
マルボーロ・ヨリ・マイセンさん(89歳)はうれし涙を流しながら、
マルボーロ・ヨリ・マイセンさんの右手には、父の形見の灰皿が握られていた。
「未来の灰皿 2100年」