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最先端の福祉施策、生類憐れみの令が廃止決定

将軍綱吉の死去により生類憐れみの令廃止となります。

生類憐れみの令

生類憐れみの令は1687年に制定され、以来24年間続いた法令です。
動物保護を目的とする130以上の法令を総称して生類憐れみの令と呼ばれいていました。
発布した理由としては
・将軍綱吉が丙戌年生まれのため特に犬を保護した。
・長寿祈祷のため。
・捨て子への対策。
・将軍綱吉が跡継ぎがないことを憂い、母桂昌院が寵愛していた隆光僧正の勧めで発布。

生類憐れみの令

当初は「殺生を慎め」という訓令的お触れだったが、違反者が減らないため、ついには御犬毛付帳制度をつけて犬を登録制度にし、また犬目付職を設けて、犬への虐待が取り締まられ、元禄9年(1696年)には犬虐待への密告者に賞金が支払われることとなった。

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